カルピス100周年記念法要とカルピスの振る舞い

2019.07.07.sun/教学寺(稲2丁目)

カルピス100周年記念法要とカルピスの振る舞い

 1919(大正8)年の7月7日、七夕の日に発売されたカルピスが、100周年を迎え、カルピスの海の親 三島海雲(みしまかいうん)が生まれ育った箕面市の教学寺で、記念法要とカルピスウォーターの振る舞いが行われました。
 教学寺に生まれ、英語教師をしていた三島海雲は、25歳のとき、大きな夢と希望を抱いて中国へ渡り、北京から内モンゴルに入りました。長旅の疲れで体調を崩したとき、現地の遊牧民が酸っぱい乳をふるまってくれます。海雲は、そのおいしさと、飲み続けたことで体調が回復したことに衝撃を受けます。これが「カルピス」の原点ともいえる『酸乳』との出会いでした。「おいしくて、体によい飲みものをつくって、人々の役に立ちたい」という思いを抱いた海雲は、帰国して乳酸菌の研究を続け、長い年月をかけて日本初となる乳酸菌飲料を完成させます。これが「カルピス」です。七夕の天の川をイメージして水玉模様のパッケージで売り出されたカルピス。100周年ということで、教学寺では初の試みとして記念の法要とカルピスウィーターの振る舞いを行いました。法要のあとは塚田博教住職の法話もあり、多くのかたが参列していました。

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